秋ですね・・・

ご無沙汰の間に、季節はすっかり秋です。
一歩外に出るとキンモクセイの香りに包まれます。
キンモクセイといえば、昔読んだ本の中にこんな台詞がありました。
「キンモクセイを食べたの？」
「うん、キンモクセイを食べたの・・・」

いったい何のことやらおわかりにならないと思いますが、
とっても不思議で素敵な小説の中の台詞です。
山田詠美さんの「放課後のキィノート」という短編集。
早熟な私は恋愛の意味も良くわからないまま１０代前半でこの本に出会い、
ものすごく影響を受けました。当時の私にとってバイブル的な存在です。
その中でもこの台詞の印象がとても強く、キンモクセイの香りを感じるたびに思い出します。

「天高く馬肥ゆる」秋です。
天高馬肥、韓国語では천고마비
食欲ではなく、読書や音楽で心を満たしたい季節ですね。
皆さんも素敵な本や音楽を探してみませんか？

実は私が一番好きな季節は春です。
淡いピンクの桜の花びらを舞い散らせる風は日に日に暖かくなり、
素敵な何かが新しく始まることを期待させる季節だから。
でもシギョンくんを知ってから、この季節も好きになってきています。
季節に関係なくほぼ毎日彼の歌を聞きますが、
やはり秋はいつもより心に沁みるのです。

ちょっとセンチメンタルですが、秋晴れの空の下、
空気は少しひんやりするけどまだ暖かい日差しを感じる初秋、
落ち葉を踏みしめながら歩く晩秋、
今からご紹介する３曲を聞いてみてください。
きっとあなたの心にも届くと思います。

まずは「바람, 그대（風、あなた）」
５集収録曲。
ずばり「秋」という言葉が何度も出てきますが、
歌詞がわからなくてもメロディーとサックス、それにシギョンくんの声が合わさって
どなたが聞いても今の季節を感じさせる曲だと思います。




次にご紹介するのはデビューアルバムの収録曲「동화（同化）」
シングルカットされてもいないし、おそらくこの曲で活動もしてないんじゃないかと思います。
コンサートで歌ったこともあるかどうか・・・なので動画も見つかりませんでした。
地味ですが、聞くととても暖かくなります。
歌詞もシギョンくんには珍しく別れの曲ではなく、
かわいらしい恋する男性の気持ちが書かれています。
好きな人と手をつなぎながら聞くのも良し、
元気のないときに聞いてもすこし幸せな気分になれますよ。

[5]동화 - 성시경 Sung Si Kyung


そして最後に入隊前に発表した６集収録曲「눈부신 고백（まぶしい告白）」
こちらも地味な曲なのですが、もしかしたら６集で一番好きな曲かもしれないです。
タイトルどおり、愛する人への告白の言葉が並ぶ素敵な歌詞です。
やっぱり秋は人を恋しくもなる季節のようです（笑）

コメント 1

こんにちは。
ソンシギョンのファンの方に嬉しいお知らせがありましてコメント書かせて頂きます。

3月25日に創刊されるGAON K-POP HIT CHART MAGAZINEにソンシギョンの得点インタビューが掲載されます!!
創刊したら除いてみてくださいね^^

3月25日には渋谷TSUTAYAで創刊イベントも行いますので興味お持ち方はぜひお越しください。


by まゆ (2011-03-11 14:08)